|
見落としがちなポイントをまとめてみた** 暗号資産の世界で、レバレッジを使った契約（デリバティブ）取引は「少ない資金で大きく狙える」という理由から、日本でも人気があります。
ただし、その裏側には ロスカット＝一瞬で資金が吹き飛ぶリスク が潜んでいます。 「気付いたら証拠金がゼロ…」
そんな経験をしないために、特に大切なポイントを分かりやすくまとめました。
1. レバレッジは“使いすぎない”のが正解レバレッジは利益を増やす反面、損失も同じスピードで膨らみます。
とくに初心者のうちは、10倍以上のレバレッジはかなり危険。 例えば―― 暗号資産市場は 24 時間動き続け、夜中に急落することも珍しくありません。
まずは低レバレッジから慣れることが、生き残る第一歩です。
2. 必ず「ストップ（損切り）」を設定する契約取引で損切りなしはほぼ“自殺行為”です。 相場は想像以上に早く動きます。
スマホを見ていない10分の間に急落して、証拠金がほぼ全滅…なんてことも普通にあります。 設定例：5〜10％ の損失ラインで自動ストップ 感情ではなく、数字で決めておく
損切りは「負けを認める行為」ではなく、
資金を守るための最低限の盾 だと思ったほうがいい。
3. 一気に全額で入らない。分割エントリーが基本日本の個人投資家に多いのが「一発勝負」。 しかし、契約取引で一発勝負は負けパターンの典型。
最初から全額で入ると、少しの逆行でポジションが崩壊します。 おすすめは： 最初は 全体資金の30％以内で小さく入る トレンドが合っていると確認できたら時間差で追加 上がると思っても、一発満額エントリーはNG
「分割で入る＝運用の余裕を作ること」です。
4. 相場の変化を常にチェック。戦略は固めすぎない契約市場は、現物よりも値動きが激しいのが特徴。 重要ニュース 急な方向転換 USDT 流動性 BTC のボラティリティ指数（BVOL）
こういった要素で相場は一気に変わります。
固定の戦略だけで挑むと、急変に対応できずロスカット直行になることも。 チャート、指標、ニュースは最低限チェック。
MACD、RSI、ボリンジャーバンドなども参考にしよう。
5. 感情トレードはロスカットの近道連敗して取り返したくなる 勝って気が大きくなり、レバレッジを上げてしまう SNS の儲け自慢を見て気持ちが揺れる
こういった“感情の揺れ”こそが、資金を一番早く減らします。 契約取引は「メンタルゲーム」と言われるほど、
冷静さが勝率に直結します。 感情が動いたら一旦スマホを置く。
焦りや怒りで注文ボタンを押さない。
6. 他人のポジションに乗らない＝自分の基準で動くTwitter（X）、Discord、LINE オープンチャットなどで
「今〇〇ロング！」
「ショート強気！」 こんな声が流れてくると、つい乗りたくなるものです。 しかし、
他人の勝ちパターンがあなたに合うとは限らない。 資金量も、時間も、経験も、まったく違う。
だからこそ、必ず自分の基準を作ってからポジションを取ること。
7. 資金管理こそ最強の武器契約取引で長く生き残る人には共通点があります。
それは 資金を一度に減らさない ということ。 一つの取引に資金を集中させない 1 回の損失上限をあらかじめ決めておく 余剰資金で運用する（生活費や固定費を使わない）
「儲ける前に守る」
これが契約取引の鉄則です。
8. 過剰トレードは負けフラグ。休むのも戦略勝ちが続いたときや、負けが続いたときほど
「もう一回だけ…」
という気持ちになります。 しかし、過剰トレードは判断力を鈍らせ、損失を大きくします。 連続で負けた日は早めに終了 気持ちが落ち着かない日はノートレ 相場が読みにくい日は様子見
休む＝逃げではなく、勝つための準備期間。
まとめ契約取引は確かに大きなチャンスがありますが、
同時に“ロスカット即死”のリスクも常につきまといます。 大切なのは： レバを抑える ストップを入れる 分割で入る 感情をコントロールする 資金管理を徹底する
そして何より、
「資金を守ることが勝つための条件」
ということを忘れないでください。 あなたの資金が長く生き残れば、チャンスはいくらでも掴めます。
焦らず、落ち着いて、確実に。 見研フォーラムの皆さんがロスカットから解放され、
より安定したトレードができることを願っています。
| 
ポスト時間 2024-9-16 15:05:52